口臭

口臭チェッカーの精度や信頼度に疑問がある方は要チェック!

口臭チェッカーの信頼性について疑問を持ったことはありませんか?

精度の高い口臭チェッカーがあったら使って見たいと思いませんか?

この記事では口臭チェッカーの精度やその信頼度について解説しています

僕自身、12年間にわたり歯科医師として働き、歯周病専門医として5年以上歯周病や歯周病にまつわる口臭に悩む患者さんと接してきた経験から、市販品の口臭チェッカーの精度や限界は熟知しています。

口臭チェッカーの精度と信頼度

 

口臭の原因とは?

口臭を発生させる主な物質は「硫化ガス」や「炭酸水素ガス」です。

硫化ガスは主にタマネギなどの臭いの強い食べ物に含まれている成分で、通常の食事の中にも微量に含まれていたり、お口の中の細菌が出す物質の中に含まれていたりします。

炭酸水素ガスは主に炭水化物を食べたときなどに出るガスで、これもお口の中のバクテリアが食物を代謝するときなどに発生します。

また、歯周病や虫歯などがあると、お口の中に細菌の潜みやすい環境ができあがるので、臭いを出す細菌も多くなるため、虫歯や歯周病がある方は、治療をするようにしましょう。

特に歯周病の原因菌は血液を餌とする種類もいて、血液中のタンパク質を酸素が無い状態で分解することで、「メチルメルカプタン」などの腐ったような臭いドブのような臭いがするガスを発生します。

これが口臭の原因です。

口臭チェッカーの精度と信頼性

口臭チェッカーの精度は日常使用では全く問題ありません。

市販されている多くの口臭チェッカーは、炭酸水素ガスや硫化ガスを検知するものが多いです。

メチルメルカプタンを検知できる機器は非常に高価なため、市販品ではまずお目にかかることはありません。

 

以前であれば、口臭チェッカーに限らずセンサーの類は高価なものでしたが、最近は質の良いセンサーが安価で生産出来るようになっていますので、市販品であってもセンサーの精度は個人で使用するのであれば、問題ない精度といえます。

しかし、市販品ではメチルメルカプタンなどを検出出来ませんので、病的な口臭がある場合は口臭外来で測定する方が望ましいです。

また、たばこを吸っている人は、常に口臭チェッカーが反応しやすいです。

口臭チェッカーの精度を上げるための注意

口臭チェッカーを正確に使うには、測定するタイミング、場所、湿度に注意しましょう。

口臭を正確に測定するためにはまず、歯を磨きましょう。

お口の中が不潔だと食事由来の口臭なのか、本当にお口が臭いのかが正確に診断できません。

また、このときに歯磨き粉に含まれているミントなどの香りの影響も避けるために、歯磨き後最低でも20分、理想的には1時間ほどたってから計測するのがベストです。

 

起床時や運動後なども口臭が強くなっています。

このタイミングでの測定は避けましょう。

 

湿度が高いと口臭が低めに判定されてしまいます。

湿度は呼気から来る湿度と部屋の中の湿度両方のことです。センサーに触れる部分に蒸気が付着したりしていると、正確にガスを検知できず低めに判定されてしまいます。

呼気の湿気をなるべく防ぐ方法としては、口を大きく開けて「はぁ〜っ」と息を吹きかけるよりは、口笛を吹くような形で「ふーーっ」と吐く方がセンサーの反応が良いです。

また、滅多にあることではありませんが、湿気によるセンサーのサビを防ぐためや間違ってセンサー部を傷つけてしまわないように、使用しないときはキャップを閉めておくのも重要です。センサー部分も熱に弱いので、35℃以上になる場所(車の中など)での保管も避けましょう。

 

口臭チェッカーのセンサーからの距離も判定結果に影響を与えます。

近すぎず、遠すぎず、これは製品によって精度良くはかるための適切な距離が設定されていますので、説明書通りに使用して下さい。

信頼性の高い口臭チェッカーの使い方とは?

口臭チェッカーは使った後が重要

口臭チェッカーは使用するだけでは意味がありません。

いくら精度の高い口臭チェッカーを使っても、次のアクションを起こさないと口臭を治すことはできません。

つまり、検査結果から自分の口臭を改善するためにはどうすればいいかを考え、実行に移す必要があります。

 

例えば、タニタのブレスチェッカーを使用した場合で考えてみましょう。

ブレスチェッカーは半導体ガスセンサーを使って口臭を0〜5の6段階で判定します。

目安としては0〜2が許容範囲の口臭、3が生理的な口臭、4〜5が強い口臭です。

生理的な口臭とは、1日の生活の中で寝起きなどに一時的に口が臭くなることがあったり、運動後に口の中が乾燥して口臭が強くなったりと生活をしていく中で出る口臭のことです。

ブレスチェッカーで口臭をチェックしてみて測定結果が常に3以上の場合は、生活習慣から変えた方が良いです。

例えば、知らず知らずに口をぽかんと開けてしまっているとか、鼻炎などで鼻が詰まって口で呼吸している状態であれば、これに対処します。

  • 口をぽかんと開ける癖がある→ガムなどを使って口を閉じる訓練
  • 鼻が詰まって鼻呼吸が出来ない→耳鼻科に行く
  • 口の中が乾燥しやすい→水をこまめに飲む、お茶などでうがいする

測定結果が4〜5の場合は、強い口臭なので虫歯や歯周病が無いかを疑った方が良いです。

一般的にプラークが臭いの原因となるので、これを毎日丹念に取り除くことが大切です。

特に歯間部のプラークは歯ブラシだけでは取り除けないので、フロスを使って取り除いて下さい。フロスはルシェロフロスがおすすめです。

 

また、日常的にお酒を飲んでいる人も口臭が強くなる傾向にあります。

理由は2つあって、生活習慣の悪化体質の変化があるからです。

よくある生活習慣のパターンが、「お酒を飲む→歯ブラシ市内で寝る」で、翌朝までお口の中が不潔な状態が長く続き口臭が発生しやすい体質になります。

僕の病院にくる歯周病患者さんもこのパターンのが意外と多いです。

 

もう一つの体質の変化は、お酒に含まれている、糖分と関係があります。

簡単に言うとお酒というのは砂糖水を発行させて出来たもので、ばい菌としても餌にしやすい物質です。さらに体にとっては分解するのが大変な物質なので、代謝するために大量の水分が必要になります。

血液中の水分が足りない場合は、体の細胞に蓄えてある水分を使うことになります。

細胞の水分が無くなると細胞が老廃物を排出出来なくなり、老廃物が体の中にたまる。という悪循環に陥るからです。

禁酒まではしなくていいと思いますが、お酒の量を控えたり、お酒を飲まないときはお水を多めに取るなどの工夫が必要です。

僕は1日6リットル水を飲むことを目標にしています。

大量の飲酒→分解に体の水分が沢山必要→細胞からも水分を集める→細胞が老廃物を排出出来なくなる→体質変化→口臭などにおいが強くなる。

その他の原因として、喉の奥にある「扁桃窩」というくぼみに老廃物がたまって臭いを出しているパターンもあります。

この場合、綿棒などで喉の奥ののどちんこの横をつついて、老廃物(くさい玉)を取り除くか、耳鼻咽喉科に通って取り除く必要があります。

 

おすすめの口臭チェッカー

タニタ/ブレスチェッカー

 

一般的な口臭の測定ならブレスチェッカーがおすすめです。

先述のとおり、ブレスチェッカーは硫化ガスと炭酸水素ガスを検知してくれます。

どちらも日常生活を送る上で、発生する物質なので、その量が多いかどうかをモニターして多い場合は、生活習慣を改善していくという形で使用すれば良いです。

精度も市販品の中では信頼性が高い部類に入りますし、サイズ感も値段も手頃なので持っていて損はないです。

 

コニカミノルタ/クンクンボディ

 

口臭に限らず体中の臭いの強さを測定したい場合はクンクンボディがおすすめです。

口臭以外に加齢臭や汗臭、ミドル脂臭なども測定することが出来ます。

スマホと連動させることができ、臭いの強度に合わせたアドバイスもしてくれるので、うまく日常生活に取り入れることで体質改善をすることが出来る商品になっています。

 

ケトンメーター

 

糖尿病由来の口臭かどうかをチェックするにはケトンメーターがおすすめです。

ケトンメーターは「ケトン体」を検出するセンサーが内蔵されています。

ケトン体は、主に脂肪を分解したときに発生します。

例えば糖尿病になったりすると体の中でうまく「糖」を代謝できなくなり、栄養失調になります。

栄養失調に陥ると、体は「糖」の次に栄養にできる「脂肪」を燃やす体質に切り替わります。

その結果、体中に脂肪を分解した後に出来るケトン体が広がるのです。

 

ケトン体は独特の香りを発生させるため、口臭の原因となります。

ケトン体があること自体が常に悪いわけではありませんが、糖尿病などの病気も疑われるため、ケトンメーターが反応した場合は、糖尿病の可能性もあるため、注意が必要です。

アズワン/においモニター

 

家庭でも本格的な口臭チェックをしたい場合は、アズワンのにおいモニターがおすすめです。

においモニターは様々な種類のガスを測定し、リアルタイムで表示することが出来る測定器です。口臭に限らず、環境のにおいや臭気も測定できるため、自分の口臭以外に部屋の中のにおいを測定したい人に適しています。

例えば、家にお客さんを呼ぶ場合など、普段自分では気づかない家のにおいを客観的に測定できます。

口臭の精密検査は口臭外来へ

根本的な口臭の治療や、より精度の高い口臭測定をしたい人は「口臭外来」に行って下さい。

口臭外来には、市販では売っていない測定器がそろえられていて、より精密な口臭測定が出来るからです。

ブレスチェッカーなどで測定しても数値は低いのに口臭が強かったり、専門家の元で口臭の治療をしたい場合は口臭外来に行くことをおすすめします。

バイオクリニックなどの口臭外来は初回の検査費用やカウンセリングが無料ですので、ひとまず自分の状態をチェックする目的で行くのであれば費用は一切かからないので、おすすめです。

その他にも大学病院などに口臭外来があるところもあります。例えば東京医科歯科大学の口臭外来は「息さわやか外来」という名前で口臭の測定や治療をしています。

大学病院の特徴としては、治療が始まるまで時間がかかったり、バイオクリニックなどのような無料の口臭検査などは行っていないので、時間がある人や通院回数が多くてもしっかり口臭の治療をしたいというひとにおすすめといえます。

  • バイオクリニック:無料口臭診断あり、自分の状態を知る、治療を短時間で終わらせるのに適している。
  • 大学病院の口臭外来:無料口臭診断なし、治療開始まで時間がかかる、時間をかけてじっくり治したい人向き

 

口臭チェッカーの精度と信頼性 まとめ

いかがでしたか?口臭チェッカーで測定できる項目や精度、測定後にどんな行動を取るべきかが分かったと思います。

口臭に悩んでいるのであればまずは、口臭チェッカーを使ってみたり、口臭外来に行ってみるなど具体的な行動をしましょう

そして生活習慣も見直してみましょう!

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