2015年にアメリカから衝撃的なニュースが飛び込んできました。
FLUORIDE'S DIRECT EFFECTS ON BRAIN
訳すと『フッ素の脳への直接的な影響』という意味になります。
虫歯の予防に良いとされている僕らのヒーロー『フルオライド』は実は「悪いもん」だったのか??
よしこれは、真実を確かめてみることにしよう、うんすぐそうしよう!
フッ素を摂取するとどんな悪いことがあるの??
動物実験の結果から、『フッ素』が神経系の機能や知性、その他の指標に影響を与えている可能性があることが分かりました。
15の研究からなるこの動物実験では、フッ素を摂取した動物の学習能力・記憶力ともに障害を受けることが発見されました。
さらに40編を超える動物実験の論文からはフッ素化合物が『脳の質』に様々な影響を与えていることも明らかになっています。
『米国学術研究会議』によるとこれらの研究に矛盾は認められず、信憑性が高いとしています。
現在わかっている限りのフッ素摂取による脳への影響を以下に挙げてみます。
- ニコチン受容体の減少
- タンパク質量の減少
- タンパク質の変性
- 扁桃体へのダメージ
- コリンエステラーゼ活性の阻害
- 酸化ストレスの増加
- 神経組織の退化
- 明らかな「ヨウ素」欠乏と「アルミニウム」過多
さらに、フッ素による脳への悪影響は『抗酸化物質』の摂取によって減少するということも判明しています!
フルオライドとIQに関する49の研究
2015年に総勢56編の論文によって『フッ化物』と『知性』の関連性が調査されました。
動物を対象に「フッ素」と「記憶能力・学習能力」との関連性を調べた36の研究のうち、34編の論文ではフッ素摂取によって記憶容量と学習機能の低下が見られたと報告しています。
また人間を対象に行った56の実験のうち49の研究結果から、大量のフッ素を摂取することによってIQ(知能指数)が低下するということが明らかとなりました。
12,000人の子供を対象に行ったIQテストのデータをもとに行われた研究では、「乳児期・幼児期」の早い段階でのフッ素との接触が子供の脳の発達にダメージを与えるという注目せざるを得ない証拠を導き出しています!
ハーバードの研究者たちは、ヒトのIQに関する27の研究を吟味した結果、若年者の脳に対するフッ素化合物の影響は優先的に研究を行っていくべきであると述べています。
その他にも高名な研究組織『NRC』(米国学術研究会議)なども同様の意見を唱えています。
以下に各研究の結果を簡単にまとめたものを掲載しておきます。(45,46,47,48)
その他、40以上の研究が同様の結果を報告しています。
他の国はどんな対応をしているの??
国家単位でフッ素を「う蝕予防」に利用しているアメリカでは水道水へのフッ素の添加は20世紀における公衆衛生事業のTOP10に入る事業だと評価しています。
しかし、ヨーロッパの多くの国々ではどうなのでしょうか?
水道水へフッ素添加をしている国
欧米で水道水にフッ素を混ぜている国は以下の通りです。
- オーストリア
- フランス
- ドイツ
- スペイン
- スイス
これ以外に国は水道水への「フッ化物」の混入を禁止しています。
実にヨーロッパの国々の97%が水道水へのフッ素添加を禁止しています!
スウェーデンの場合
例えば、『虫歯予防大国』で知られる国「スウェーデン」では、1970年代初頭までフッ素を利用していました。
しかし、”国単位” で虫歯予防の教育を徹底したことから現在はう蝕の発生件数が激減し、水道水へのフッ素利用を廃止しています。
ドイツの場合
ドイツは日本と同じく、歯科医療が発達している国で一部の地域のみ水道水へのフッ化物添加が続いています。
しかし、近い将来廃止していく方針です。
フィンランドの場合
フィンランドでは1959年から1992年までの間に、フィンランド東部の町『Kuopio』で実験的にフッ素添加が行われました。
その結果、『フッ化物が虫歯予防に効果的である。』
としながらも、『水道水への添加は推奨されるものではない。』という結論に至りました。
その理由は、フッ素を水道水へ添加することが『フッ素の摂取を強いる』ことを問題視したようです。
オーストリア
オーストリアの歯科事情はよくわかりませんが、オーストリアの水道局長 M. Eisenhut氏によると『オーストリアで水道水に毒性のあるフッ素化合物が用いられたことは無い!!』とのことです。
そのため、オーストリアでは今でも水道水へのフッ素添加が行われています。
まとめ
ここで紹介したデータはフッ素を毎日高濃度摂取した地域の子供を対象に行った研究が多いです。
意図的にフッ素を配合した食品を摂取することは危険性が高いと考えられますが、高濃度のフッ素が入った水でうがいをするなど使用方法を工夫することでその恩恵を最大限に生かすことができるのではないかと私は結論付けました。
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